生まれた人たち。生きている人たち。

沢山の人と話した。話し続けていると、そのまま話すのが癖になるのがわかった。いきなり共通点なんて見つけられないし、通じあうには時間が必要。その時間を少しでも短くするために、会話の中に沢山のキーワードを散りばめて相手の中で引っかかる単語が出てこないかをひたすらに模索する。それが大事なのかもしれない。いちいち言葉に怯えていたら、何も広がらないし何も生まれない。これが生産性がないということなのかもしれない。語学ができるようになりたいけど、語学ができるようになるだけじゃ駄目なんだ。語学から広がる日常的な会話、専門性の高い会話ができるようにしなければ行けない。だから、日頃からしっかりとアンテナを張っておかないといけない。文字を沢山読んで、朗読して、自分の中にインプット。そして、人に話したり、考えたり、会話したりしてアウトプットしなければならない。それらを繋げたり、短縮したりして新たな発想を生み出す。その為には何度も鍛錬しなければ行けないし、試行錯誤しなければ行けない。調べる癖をつけて、覚える癖をつけて、話す癖をつける。人間は沢山いる。国民性や文化という言葉で片付けてはいけないほど、根深い人間の心理の中で絡み合っている。表面上に見えてるのは、全体の5パーセント程なのではないかと感じた。皆、自分を隠している。自己保全の為か。恥ずかしいのか。両方ともあるだろう。話してみると、意外な繋がりや驚きが発見されて愉快な気持ちになることもあるだろうに。傷つくことを恐れて身動き取れなかった自分を捨てよう。傷ついて傷ついて、沢山傷ついて学習するしかない。それしか地道に成長する道はないんだ。