まだ10時

 

まだ10時?もう10時?

 

とても眠いです。最近、仕事に対しての思いが自分なりに形となってきました。仕事に対しても、生きる事に対しても、人と話すことに対しても、料理を作る事に対しても、一日を、一週間を、一ヶ月を、一年を過ごす上でも、こだわりをもつことは大切ですね。誰かの真似をする事でもいいと思います。そうしてずっと真似をし続ければ、それはいつしか自分のものになります。行動のルーティンとして組み込まれていくこだわりはいつしか個性となるでしょう。こだわり、個性がない物体は見劣りする上に、そもそも興味が湧かないでしょう。他人が思わず、「どうして?」と聞いてしまうぐらいの私の独特のリズムを放つことが出来たら勝ちだと思います。実際には負けていても、自分の中では勝ちです。

夏目漱石の「こころ」の一節、先生がKに対して「おれは策略で勝っても、人間として負けたのだ」という思いを書き連ねていたのを思い出します。

現実的な、理論的な、哲学的な、そういった常識によってある種、当てはめられた考えに沿ってものを考えても感情という部分には勝てないことがあるのです。

 

私たちは人間なのです。「血も涙もない」わけがないんです。ロボットではないんです。近年、ロボットが私達の暮らしをより豊かにするなんて言葉をよく聞きます。しかし、真実と感情という観点からロボットには真実を見ることは出来ません。真実を導き出すことは出来るかもしれません。しかし、見ることは出来ないのです。